はい、ギリシャヨーグルトは優れたタンパク質源で、通常のヨーグルトの2~3倍のタンパク質が含まれています。 実際、200g(1カップ弱)のギリシャヨーグルトで約20gのタンパク質を摂取でき、座りがちな成人の1日のタンパク質必要量の約30%、活動的な成人の約20%に相当します。
ギリシャヨーグルトに含まれるタンパク質の大部分はカゼインです。 もうひとつの乳タンパク質であるホエイはより液体で、ギリシャヨーグルトを作る際には、より濃厚でドライなヨーグルトを作るために取り除かれるのです。 カゼインはホエイよりも消化管でゆっくりと吸収されます。 (カゼインとホエイについての詳細は、ConsumerLabのプロテインパウダーの製品レビューをご覧ください。)
ギリシャヨーグルトのタンパク質が筋肉の形成を助けるかどうかを調べるために、大学年齢の男性を募集して週に3日、12週間のレジスタンス運動トレーニングを行い、その間、通常の食事とともに、毎日2~3食、ギリシャヨーグルト (1食200グラム) またはカロリーは同じだがタンパク質の含まれていない炭水化物のプディングを摂取してもらったところ、結果は、2食のギリシャヨーグルトの方が、タンパク質が多く含まれていることがわかりました。 当然のことながら、ヨーグルトを食べた人は、プディングを食べた人よりも筋肉の大きさと強さが大きく増加し、より多くの脂肪が減少しました(Bridge, Front Nutr 2019)。 これはギリシャヨーグルトが筋肉の生成を助けることを示したものですが、ギリシャヨーグルトがホエイプロテインパウダーなどの他のタンパク質源よりも優れている、あるいは劣っているということではありません。 どのような供給源からタンパク質を増やしても、レジスタンストレーニング中の筋肉量を増やすのに役立ちます。
ギリシャのヨーグルトには砂糖が含まれていますが(200gあたり約5g)、これはヨーグルトを作る際に砂糖の一部が発酵し、ヨーグルトに少し酸味を与えているため、同じ量の牛乳から得られる砂糖の量の約半分となります。 ギリシャヨーグルトはカルシウムの摂取源として優れていますが、牛乳や普通のヨーグルトに比べると、ヨーグルトを作る過程でカルシウムが失われるため、摂取量はやや少なくなります

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