Background: 喘息は成人の心血管疾患(CVD)および高血圧などの関連危険因子と関連があるとされている。 成人に見られる喘息と高血圧の関係が青年期にも見られるかどうかは不明である。 そこで、著者らは、ブラジル・アラカジュの青少年における喘息と高血圧予備軍および高血圧との関連について検討した。

方法 公立学校15校,市立学校5校,私立学校10校の12~17歳の青年1002名を対象に,喘息と血圧に関するデータを収集した。 喘息データは,International Study of Asthma and Allergies in Childhood (ISAAC) written questionnaireによって把握した。 性,年齢,身長に応じたパーセンタイル値を用いて,高血圧予備軍(90~94パーセンタイル)および高血圧(>or=95パーセンタイル)を定義した。

結論 これらの結果は、青少年における喘息と高血圧の関連を示唆しない。 喘息患者において特定の年齢で高血圧が顕著になるかどうか、また、そうであれば、その要因となりうるものを確立するために、より前向きな研究が必要である。

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