胎児の心臓は、LMP後5週目には早くも鼓動を始めますが、それを検出する能力は機器によって制限されるでしょう。

超音波診断装置は、膣プローブが装備されていれば、通常妊娠5~6週までに心拍を確認することができます。 腹部超音波検査では、通常、妊娠7~8週目までに心拍を確認することができます。

ドップラー超音波胎児心音検出器を使用する場合、努力すれば通常妊娠12-14週までに心音を聞くことができ、その後も定期的に聞くことができます。

  • あなたは本当に心音を聞いているのではないのです。 送信される超音波信号と戻ってくる超音波信号の間の相互作用によって生成された増幅された「ビート周波数」を聞いているのです。 送信信号が動いている物体(胎児の心臓)によって反射されると、戻る信号はわずかに高い周波数(物体がトランスデューサに向かって動いている場合)、またはわずかに低い周波数(物体が離れている場合)を持ちます。 これをドップラーシフトと呼びます。 この微妙に異なる周波数の山と谷が重なり合うことで、より大きな音になり、それがたまたま可聴域になります。

正常な速度は、一般的に1分間に120~160回と考えられています。

  • 一般的に妊娠初期には高く(140-160)、妊娠後期には低く(120-140)なります。

  • 臨月を過ぎると、正常な胎児心拍数は110BPMまで低下するものもあります。

  • 心拍数と胎児の性別に相関はない。

カップリング剤(例:超音波ジェル、外科用潤滑剤、あるいは水)を使用して、トランスデューサと皮膚の間の音響的接続を良好にします。

ドップラー胎児心拍検出器は中程度の指向性があるので、最初にたまたま胎児の心臓を直接狙わない限り、心音を見つけるためにそれを移動したり角度付けたりすることが必要になってきます。

正常な心拍数を確認し、胎児の心拍リズムに異常がないかを聞きます。

デリー聴診器(ヘッドマウント付き)を使用すると、16週までに心音が聞こえることもありますが、慣れないと20週まで聞こえず、その時に母親が赤ちゃんの動くのを感じると言うことが多いようです。

従来の聴診器では、胎児の心拍が聞こえないことがあります。

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