Category: アースサイエンス 掲載 2012年12月17日
大きな雨粒は扁平な球体である。 パブリックドメインイメージ、ソースはこちら。 Christopher S. Baird.
雨粒は空中を落下するとき、涙型ではありません。 ほぼ丸い形をしています。 James E. McDonald が Journal of Meteorology の論文 “The Shape and Aerodynamics of Large Raindrops” で捉えたように、十分に大きくなるとハンバーガー型になることもあるのです。 落下する水滴を通過する空気の抵抗で、水滴が後方に流されて尾を引くと思うかもしれない。 しかし、空気の抵抗は、しずくの前面を平らにするだけなのです。 雨粒が小さければ小さいほど、空気抵抗の影響は小さくなり、雨粒は球形になります。 窓を流れる雨粒が涙型なのは、顔を流れる涙が摩擦で涙型になるのと同じ理由です。 窓や肌には、水滴を引き戻すのに十分な摩擦がある。 しかし、空気はそうではありません。
small raindrops are spherical, not tear shaped.透明な窓に落ちるしずくは、空気中に落ちているように見えますが、そうではありません。 パブリックドメインイメージ、ソースはこちら。 USGS.com
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