2017年6月に最新のDebianバージョン9(コードネーム「Stretch」)がリリースされて以来、このディストリビューションを使用しているほとんどのシステム管理者はいずれ自分のシステムをアップグレードすることになると思います。 最初に私の目を引いた新バージョンの変更点の1つは、ほとんどの Debian チュートリアルが示唆する方法でシステムのタイムゾーンを設定できないことです。
これを小さな問題と考えるかもしれませんが、間違って設定されたタイムゾーンは、ログ ファイルやWeb アプリケーションの混乱を招くと私は考えています。
How older Tutorials suggest to change the time zone
Shell
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echo “Europe/Berlin” > /etc/timezone
dpkg-jareconfigure -f noninteractive tzdata
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これは古いバージョンの Debian では動きましたが、このバージョンでは動きません。 Stretch では、設定されている /etc/timezone だけでなく、Symlink の /etc/localtime も使用されるため、十分ではありません。 さらに悪いことに、dpkg-reconfigure を実行すると、設定されている /etc/timezone は古い値で上書きされます。
How to change the timezone in Debian Stretch
Shell
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ln – – – – –
dpkg-…reconfigure -f noninteractive tzdata
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最初のコマンドは、正しいタイムゾーン データ(/usr/share/zoneinfo にある)から /etc/localtime への新しいシンボリックリンクを作成します。 tzdataパッケージの再構成は、それに応じてシステムを調整し、/etc/timezoneファイルを自動的に設定します。